
神山の夏から初秋にかけて、短い旬を迎える「はしり」のすだち。その瑞々しい香りとキリッとした酸味は、収穫初期にしか味わえない特別な魅力です。
このSudachi Breeze/すだちブリーズは、フードハブの農業研修を経て独立したkinosu fruit farmの松村静香さんが、農薬や化学肥料を使わずに育てた希少な有機すだちを、果実も皮も種も、あますところなく丸ごと使用しました。レシピ開発は、かつて三つ星レストランで腕を振るい、地元徳島への深い愛情から徳島の農産物を広めたいと願うパティシエ、佐川優さんです。
生産者・つくり手と試行錯誤を重ねて生まれたSudachi Breezeは、和歌山を拠点にされているアーティスト笑達(しょうたつ)さんに描き下ろしていただいた、神山の自然とすだちの物語を伝えるアートワークが箱を彩ります。
神山の風と、作り手の想いが織りなす特別な物語を、ぜひお召し上がりください。
kinosu fruit farmはフードハブでの農業研修を経て、2023年に町内で独立した松村静香さんの畑。神山町下分地区で主にすだちやキウイといった果樹を有機栽培で育てています。元々すだちを栽培していた地元の方が高齢で続けられなくなった畑を引き継ぎ、少しずつその面積も広げながら、流通量が少なく希少な有機のすだち栽培に取り組んでいます。
Sudachi Breezeでは、このすだちを果肉だけでなく、種や皮もあますところなく使用。すだちを丸ごと使ったジャムを炊き、生地にたっぷりと練り込んでいます。
レシピを考案してくれた佐川さんと一緒に開発に取り組んだのは、よもぎほたパウンドやカミヤマメイトの製造を担当するフードハブの”おやつ係”、山田友美です。すだちは収穫時期によって3段階で味が変わると言われるほど変化に富んだ果実。今回は、皮の爽やかな香り・キリッとした酸味が生きる、収穫初期のものを使用することになりました。
すだちの魅力である皮の香りやほのかな苦みを感じる豊かな味わいを最大限引き出すために、「もうちょっと果汁を絞れた方がいいから、次回はあと〇日後くらいに収穫したものにしよう」など、松村さんと一緒にケーキの核となるすだちジャムの試食をしながら少しずつ収穫時期やレシピを調整し、完成に近づけていきました。


私たちをにこにこ朗らかに迎え入れてくださった笑達さんは、この土地に移り住んでから、生活のあらゆる場面や、犬と散歩しながら山を歩く時間に、以前は気がつかなかった自然に存在するものの美しさや力強さを感じるようになったそう。それは神山という土地で四季をとおして様々な生き物と交わりながら暮らし、作物を育てる景色にとても通じるものでした。ぜひケーキを味わい、箱を眺めながら、山の風景に思いを馳せていただけたら嬉しいです。
すだちの種から芽が出て、
太陽と月と星の光が育て、
葉がつき、花が咲き、実が成り、収穫へ、
という一連の物語を絵にしました。

▼商品情報
原材料名:すだちジャム(すだち(徳島県神山町産)、グラニュー糖)(徳島県神山町製造)、卵、バター、上白糖、小麦粉、粉糖、アーモンドプードル、コーンスターチ、すだち果汁、グラニュー糖、はちみつ、すだち皮、食塩/ベーキングパウダー、(一部に卵・乳成分・小麦・アーモンドを含む)
内容量: 1本(約14cm × 6cm × 高さ6cm ※目安)
保存方法:
(開封前)直射日光を避け、30℃以下の室内で保存してください。
(開封後)冷蔵庫で保存してください。